B-leafメディカル内科小児科クリニック

秋の夜泣きと子どもの睡眠トラブル対策

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秋の夜泣き・睡眠トラブル

秋の夜泣き・睡眠トラブル

2026/09/08

秋に増える夜泣き・睡眠トラブルとは

秋は夏休みから園・学校生活へ戻る時期であり、日照時間や気温も変化します。就寝時刻が遅くなる、寝つけない、夜中に何度も起きる、早朝に目が覚めるといった睡眠トラブルが目立つことがあります。

乳幼児の夜泣きは、眠りの途中で目を覚まして泣き、保護者があやしてもすぐには落ち着かない状態です。睡眠の発達には大きな個人差があり、一時的な夜泣きだけで病気とは限りません。

一方、鼻づまり、せき、皮膚のかゆみ、腹痛など、体の不快感が睡眠を妨げている場合もあります。

 

原因・背景

子どもの体内時計は、朝の光、食事、運動、入浴、就寝時刻などの影響を受けます。休日の朝寝坊や夜更かし、就寝前のスマートフォンやゲーム、夕方以降の長い昼寝が続くと、眠る時刻が後ろへずれやすくなります。

秋には運動会や行事などで刺激が増え、興奮や疲れから夜中に目を覚ますこともあります。保護者の仕事やきょうだいの予定によって、家庭全体の生活時刻が変化する場合もあるでしょう。

乳幼児では歯が生える時期、空腹、暑さや寒さ、おむつの不快感なども影響します。学童期では、学校生活の緊張や悩みが寝つきに関係することがあります。

 

症状が出やすい子どもの特徴

睡眠と覚醒のリズムが発達途中にある乳幼児は、夜中に目を覚ましやすいものです。環境の変化に敏感な子ども、昼寝が遅い子ども、就寝前まで明るい画面を見る子どもでも、寝つきが遅れることがあります。

アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息などがある場合は、かゆみ、鼻づまり、夜間のせきが睡眠を妨げます。大きないびきや睡眠中の呼吸停止がある場合は、扁桃やアデノイドの腫れなどによる睡眠時無呼吸も考える必要があります。

 

必要に応じて行う検査

まず、就寝・起床時刻、昼寝、夜中に起きた回数、食事、画面を見る時間などを確認します。1〜2週間程度の睡眠日誌があると、生活リズムを把握しやすくなります。

診察では、身長・体重、鼻やのど、呼吸音、皮膚、おなかなどを確認します。症状に応じて血液検査などを行い、貧血やほかの病気を調べる場合があります。

強いいびきや無呼吸が疑われる場合は、睡眠中の呼吸や酸素の状態を調べる検査、専門医療機関への紹介を検討します。検査が必要かどうかは、医師が診察のうえで判断します。

 

治療方法

生活習慣の工夫

  • 休日も含め、朝はなるべく同じ時刻に起こします
  • 起床後はカーテンを開け、朝の光を取り入れます
  • 朝食を取り、日中は年齢に応じて体を動かします
  • 昼寝は遅い時間まで続けないよう調整します
  • 入浴、着替え、絵本など、毎晩同じ流れを作ります
  • 寝室を暗く静かにし、暑すぎ・寒すぎを避けます
  • 就寝前はスマートフォン、動画、ゲームを控えます
  • 夜泣きの際は安全を確認し、静かな声で対応します

眠らせようと強く促すほど、親子ともに緊張することがあります。すぐに結果を求めず、まず起床時刻から少しずつ整える方法があります。

夜泣きが続く時期は、保護者の睡眠も不足しがちです。家族で対応を交代するなど、保護者が休める時間を確保してください。強い疲労やつらさがある場合は、保護者自身も周囲や医療機関へ相談しましょう。

 

必要に応じた薬物療法

鼻炎、喘息、皮膚炎、便秘などが睡眠を妨げている場合は、原因となる病気を治療することで睡眠の安定が期待されます。

睡眠のための薬は、年齢、症状、背景を慎重に評価して医師が必要性を判断します。市販の睡眠改善薬やサプリメントを、子どもへ自己判断で使用しないでください。

 

家庭で様子を見てよい場合

数日程度の寝つきの悪さや夜泣きがあっても、日中は元気で、食事や遊び、呼吸に問題がなく、徐々に落ち着いている場合は、生活リズムを整えながら様子を見られることがあります。

2週間以上続く、日中の眠気や不機嫌が強い、園・学校生活に影響している、保護者の負担が大きい場合は、小児科へご相談ください。

 

すぐに受診すべきサイン

  • 睡眠中に呼吸が止まる、息苦しそうにあえぐ
  • 唇が青紫色になる
  • 起こしても反応が悪い
  • けいれんが疑われる動きがある
  • 高熱、激しいせき、呼吸困難を伴う
  • 繰り返し嘔吐する
  • 強い頭痛や腹痛で眠れない
  • 乳児が哺乳できず、尿が明らかに減っている
  • 子どもが自分を傷つけたいと話す

呼吸停止、唇の変色、意識障害がある場合は、救急車を要請してください。

 

日常生活での予防・工夫

秋になって寝つきが変わったときは、子どもを責めず、起床時刻、昼寝、夕方以降の過ごし方を見直しましょう。生活を一度に変えず、家族が続けられる範囲で整えることがポイントです。

つくば市のB-leafメディカル内科小児科クリニックには、小児科専門医が在籍しています。夜泣き、寝つきの悪さ、いびき、夜間のせきなどについて、体の病気が隠れていないかを含めて診察します。

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