血液検査ではわからない「過去3ヶ月」のミネラルバランス
健康診断や血液検査で「異常なし」と言われても、慢性的な疲労感やイライラ、気分の落ち込みが続いていることはありませんか。
血液中のミネラル濃度は、体が一定の範囲に保とうとする力が強く働くため、多少の摂取量の変化では数値が動きにくいという性質があります。
そのため、血液検査だけではマグネシウムや亜鉛といったミネラルの慢性的な過不足を見つけにくいことが知られています。
一方、髪の毛は1ヶ月に約1cmのペースで伸び続ける組織です。毛根の細胞が成長する際、周囲の細胞外液に含まれるミネラルを取り込みながら
伸びていくため、髪の毛には「過去3ヶ月ほどの間、体内のミネラル環境がどう変化してきたか」という経時的な記録が刻まれています。
血液検査が「その瞬間の値」だとすれば、毛髪検査は「平均的な傾向」を映し出す検査といえます。
検査で分かること
必須ミネラルのバランス
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム・亜鉛・銅・マンガン・セレンなど、約20種類の必須ミネラルの濃度を測定します。単独の数値だけでなく、ミネラル同士の比率(カルシウムとマグネシウムの比、ナトリウムとカリウムの比、亜鉛と銅の比など)を見ることで、体の状態をより立体的に把握できます。
副腎・エネルギー代謝の状態
ストレスが続くと、副腎から分泌されるホルモンの影響でナトリウムの動きが変化することが知られています。また、細胞内でエネルギー(ATP)を作り出す仕組みには、マグネシウムをはじめとする多くのミネラルが補酵素として関わっています。「疲れやすい」という感覚の背景に、こうしたミネラル不足が隠れていることがあります。
メンタルバランスへのヒント
亜鉛や銅は、気分や集中力に関わる神経伝達物質の合成・分解に関与しています。これらのバランスの乱れは、気分の浮き沈みや落ち着きのなさと関連することが報告されています。
重金属の蓄積傾向
水銀・鉛・カドミウム・アルミニウムなど、体内に蓄積しやすい重金属についても同時に測定します。これらの金属は、日常生活(魚介類の摂取、歯科材料、環境曝露など)を通じて少しずつ体に入り込むことがあり、必須ミネラルの働きを妨げる要因になり得ることが分かっています。
こんな方におすすめです
- 原因不明の慢性的な疲労感が続いている方
- 検査では「異常なし」と言われるのに体調がすぐれない方
- 気分の浮き沈みやイライラが気になる方
- 歯科アマルガム(銀歯)の使用歴がある方、
除去を検討している方 - 魚を日常的に多く召し上がる方
- サプリメントを摂取しても効果を実感しにくい方
- ご家族の健康管理に関心の高い方
検査の流れ
- カウンセリング:気になる症状や生活背景をお伺いします
- 毛髪採取:ご自宅で毛髪を採取します。※ご自身での採取はお勧めしません。
- 検体送付:検体を海外の専門検査機関へ送付します
- 結果到着:発送から約3〜4週間で結果が届きます
- 個別カウンセリング:結果をもとに、食事・生活習慣・サプリメントによる具体的な改善プランをご提案します
ご提供価格
毛髪ミネラル検査(自費診療検査) 29,800円(税込) ※別途、結果説明費がかかります
よくあるご質問
Q. 痛みはありますか? A. 髪の毛を少量カットするだけですので、痛みや出血はありません。
Q. カラーやパーマをしていても検査できますか? A. 基本的には可能ですが、直近で施術された場合は結果に影響することがあるため、事前にスタッフへご相談ください。
Q. 結果はどのくらいで分かりますか? A. 検体発送後、約3〜4週間が目安です。結果は英語表記のため、当院での個別カウンセリングにて詳しくご説明いたします。
Q. 保険は使えますか? A. 保険適用外の自費診療となります。