B-leafメディカル内科小児科クリニック

GI MAP検査

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GI MAP検査

GI-MAP検査 完全ガイド
― あなたの腸内環境を「地図化」する精密便検査

原因不明の不調、実は「腸」に隠れているかもしれません

「病院で検査をしても異常なしと言われるのに、なぜか体調が優れない」 「疲れが取れない、お腹の調子が悪い、肌荒れやアレルギーが治らない」

そんな経験はありませんか。

こうした慢性的な不調の背景には、目に見えない「腸内環境の乱れ」が関わっていることが少なくありません。

GI-MAP検査は、腸に住む細菌・カビ・寄生虫・ウイルスの状態を最新のDNA解析技術で詳しく調べ、これまでの一般的な便検査では分からなかった

「腸の中で今、何が起きているか」を数値として可視化する検査です。

GI-MAP検査とは

GI-MAP(Gastrointestinal Microbial Assay Plus)は、
米国Diagnostic Solutions社が開発した便検査です。

「定量的リアルタイムPCR(qPCR)」という、微生物の
DNAを直接検出・定量する技術を用いています。

一般的な便検査との違い

これまでの培養検査や顕微鏡検査では、「いる/いない」というおおまかな判定しかできませんでした。

一方GI-MAPは、便1gあたりにどれだけの菌が存在するかを具体的な数値で示すことができます。

これにより、

培養が難しい菌や、これまで見逃されてきた微生物も検出できる

ピロリ菌のように、他の検査で「陰性」と出ても実際には腸に残っているケースを高感度で見つけられる

菌の「量」を追えるため、治療の効果測定や経過観察にも活用できる

といったメリットがあります。

検体はご自宅で採取する便のみで、痛みを伴う処置は一切ありません

GI-MAP検査で分かること 

GI-MAPは1回の検体から、腸内環境を多角的に評価します。

主な測定カテゴリーは以下の通りです。

① 病原体(細菌・寄生虫・ウイルス)

食中毒の原因となる細菌や、海外渡航歴がなくても感染しうる寄生虫、ウイルスなどを検出します。
これらに陽性反応が出たすべての方に症状が出るわけではありませんが、原因不明の消化器症状が続く場合、隠れた感染が
関与しているケースがあります。

② ヘリコバクター・ピロリと病原性因子

ピロリ菌は世界人口の半数近くが保菌しているとされ、多くは無症状のまま経過します。
しかしGI-MAPでは、単に「いる/いない」だけでなく、より重篤な胃の疾患と関連しやすい遺伝的な特徴(病原性因子)まで調べることができるのが特長です。これにより、除菌治療の必要性をより精密に判断する材料になります。

③ 正常細菌叢(共生細菌)

食物繊維からエネルギーを作り出したり、腸のバリア機能を支えたり、ビタミンを合成したりと、私たちの健康を支える
「善玉菌」の充足度を確認します。
不足している場合は、腸内フローラの多様性が低下しているサインとなります。

④ 日和見菌

普段はおとなしくしているものの、腸内バランスが崩れると増殖して不調の原因になりうる菌群です。
抗生物質の使用や食生活の乱れ、ストレスなどをきっかけに過剰増殖することがあります。

⑤ 真菌(カンジダなど)

カンジダをはじめとする真菌の異常増殖は、消化器症状だけでなく、倦怠感やブレインフォグ(頭がすっきりしない感覚)、
甘い物への欲求などと関連する
ことがあると考えられています。

⑥ 腸の健康マーカー

腸そのものの「機能」を数値化する項目です。

・消化機能:膵臓から出る消化酵素の分泌量や、脂肪がきちんと消化できているかを確認します。

・免疫機能(分泌型IgA):腸粘膜の防御力を示す指標です。腸・鼻・口・尿路の粘膜はつながっているため、この数値の低下は全身の粘膜免疫の低下のサインとなることがあります。

・炎症マーカー(カルプロテクチン):腸の炎症の有無を調べる、消化器内科領域でも重視される指標です。

・腸のバリア機能(ゾヌリン):いわゆる「リーキーガット(腸もれ)」の程度を評価する項目です。

・解毒関連マーカー(β-グルクロニダーゼ):腸内での有害物質やホルモンの再吸収リスクに関わる指標です。

腸内環境が乱れていく「3つの段階」

腸内環境の悪化には、一般的に進行の段階があるといわれています。
ご自身の状態がどのあたりにあるかを知ることは、改善の優先順位を考える上で役立ちます。

段階
主に起きていること
第一段階
ストレスや食生活の乱れなどから、善玉菌がじわじわと減少していく
第二段階
消化酵素の分泌や粘膜免疫(IgA)が低下し、炎症が生じやすくなる
第三段階
バリア機能が弱まり、悪玉菌や日和見菌が過剰に増殖しやすくなる

多くの場合、第3段階(悪玉菌の増殖)だけが単独で起こることは少なく、その手前の段階から徐々に土台が崩れていくと
考えられています。
そのため、検査結果を踏まえて「どこから手をつけるべきか」を見極めることが、改善への近道になります。

こんな方におすすめです

  • 下痢・便秘・お腹の張りなど、消化器の不調が長引いている方
  • 過敏性腸症候群(IBS)や、原因のはっきりしない胃腸トラブルがある方
  • 他院の検査でピロリ菌が陰性だったが、不調が続いている方
  • アレルギー、肌荒れ、慢性的な倦怠感、気分の落ち込みなどが気になる方
  • 抗生物質や胃薬を長期間使用している方
  • ご自身の腸内フローラのバランスを知り、食事や栄養療法に役立てたい方

検査の流れ

  1. ご来院・カウンセリングにて検査についてご説明
  2. 採便キットをお渡し(ご自宅で採取いただきます)
  3. 検体を検査機関へ郵送
  4. 検体到着から約1ヶ月で結果到着(結果は英語表記のため、当院で分かりやすくご説明いたします)
  5. 個別カウンセリングにて結果をもとに今後の改善プランをご提案

検査結果を、根本改善につなげる

GI-MAPは「悪い菌を見つけて終わり」の検査ではありません。
結果に基づいて、当院では段階的なアプローチでサポートいたします。

  • 気になる菌や病原体がある場合は、それに対するケアを検討する
  • 消化機能が低下している場合は、消化のサポートを行う
  • 不足している善玉菌を育てる食事・栄養面のアドバイスを行う
  • 傷ついた腸粘膜の修復をサポートする栄養素をご提案する
  • 睡眠・食事・運動など生活習慣の見直しで、良い状態を維持する
     

このように、除去だけでなく「補う」「育てる」「修復する」「維持する」という段階を踏みながら、
根本からの改善を目指します。
具体的な改善プランは、検査結果や体質、生活背景を踏まえて一人ひとりに合わせてご提案いたします。

ご提供価格    
GI MAP検査
(自費診療検査)  74,000円(税込)

よくある質問

Q. 痛みを伴う検査ですか?
A. ご自宅での採便のみで、痛みを伴う処置はありません。

Q. 結果はどのくらいで分かりますか?
A. 検体発送後、約1ヶ月で結果が届きます。結果は英語表記のため、当院の個別カウンセリングで詳しくご説明いたします。

Q. 症状がなくても受ける意味はありますか?
A. 多くの消化管の感染や腸内バランスの乱れは、自覚症状を伴わないまま進行することがあります。
 ご自身の腸内環境を把握し、予防的なケアに役立てたい方にもおすすめです。

Q. 保険は使えますか?
A. 保険適用外の自費診療となります。

ご興味のある方、詳しくお話を聞きたい方は、お気軽に当院スタッフまでお声がけください。

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