夏休みのプール後に注意!耳の痛み・目の充血は放っておいて大丈夫?
2026/08/10
夏休みになると、学校のプールや市民プール、旅行先のホテル、レジャー施設などで水遊びをする機会が増えます。
楽しく遊んだあと、「耳がかゆい」「耳を触ると痛がる」「目が真っ赤になった」といった症状が出て、心配になった経験はありませんか?
プール後の耳や目のトラブルは、軽い刺激だけで自然に治ることもありますが、外耳炎や結膜炎など、治療が必要な病気が隠れていることもあります。
プール後に耳が痛くなる「外耳炎」
プール後の耳のトラブルで代表的なのが「外耳炎」です。
外耳炎は、耳の入口から鼓膜までの「外耳道」という部分に炎症が起こる病気です。
プールの水で耳の中が長く湿った状態になると、皮膚のバリア機能が低下し、細菌などが増えやすくなります。
特に注意したいのが、水を出そうとして綿棒や耳かきを使いすぎることです。耳の中の皮膚に小さな傷がつき、そこから炎症が起こることがあります。
主な症状は、
・耳がかゆい
・耳が痛い
・耳を引っ張ると痛む
・耳だれが出る
・耳が詰まった感じがする
・聞こえにくく感じる
などです。
水泳をする機会が多い方、耳掃除を頻繁にする方、皮膚が荒れやすい方などは、外耳炎を起こしやすくなります。
診察では耳の中を確認し、赤みや腫れ、耳だれの有無などを調べます。
治療では、耳の状態に応じて抗菌薬や炎症を抑える点耳薬などを使用します。症状がある間は、プールを控えて耳を濡らさないようにすることも大切です。
プール後に目が赤くなる原因は?
プールから上がったあとに目が赤くなったり、ヒリヒリ・ゴロゴロしたりすることもあります。
プールの水に含まれる消毒成分などの刺激で一時的に充血することもありますが、目やにが増えている場合や症状が長引く場合には、結膜炎などの可能性もあります。
結膜炎には、ウイルス性、細菌性、アレルギー性などさまざまな原因があります。
特に感染性の結膜炎の場合、手やタオルなどを介して家族や周囲の人に広がることがあるため、夏休み中の家族旅行や帰省時にも注意が必要です。
主な症状は、
・白目が赤い
・目がゴロゴロする
・目やにが増える
・まぶたが腫れる
・涙が多くなる
などです。
原因によって、抗菌点眼薬や抗アレルギー点眼薬などを使用することがあります。一方、ウイルス性の場合は特効薬がないケースもあり、症状に応じた治療を行います。
夏休み中にできる予防方法
プール後の耳・目のトラブルを防ぐためには、遊んだあとのケアも大切です。
耳に水が入った場合は、頭を傾けて自然に水を出し、耳の入口を清潔なタオルでやさしく拭きましょう。
「水を全部取りたい」と綿棒を奥まで入れたり、何度も耳かきをしたりするのは避けてください。
目に違和感がある場合も、強くこすらないことが大切です。
また、感染症予防のため、
・タオルを共用しない
・こまめに手を洗う
・目を触らない
・症状があるときはプールを控える
といった対策も意識しましょう。
こんな症状があれば受診を
耳の痛みが強い、耳だれが出る、聞こえにくい、発熱を伴う場合は医療機関への相談をおすすめします。
目についても、強い痛み、目やにが多い、強い充血が続く、まぶしくて目を開けにくい、見え方がおかしいといった症状がある場合は、早めの受診が必要です。
特に、強い目の痛みや視力低下がある場合には、眼科での診察が適しています。
夏休みを元気に過ごすために
せっかくの夏休み。「少し痛いけれど、明日もプールに行きたい」と無理をすると、症状が悪化してしまうことがあります。
気になる症状が出たら、まずは体を休ませ、無理に泳がないことも大切です。
B-leafメディカル内科小児科クリニックでは、夏休み中のお子さまの体調不良についてもご相談いただけます。小児科領域については、小児科専門医も診療しています。
「この症状は様子を見ても大丈夫?」「旅行前に診てもらったほうがいい?」など、気になることがございましたら、お気軽にご予約・ご相談ください。
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