ブヨ・蚊の虫刺され|腫れやかゆみが強いときはどうする?
2026/08/09
夏になると増える「虫刺され」。なかでも蚊やブヨによる虫刺されは身近ですが、刺された虫によって症状の出方が少し異なります。
「いつもの蚊だと思っていたのに、翌日になって大きく腫れてきた」
「かゆみが強く、何日も治らない」
このような場合は、ブヨによる虫刺されの可能性もあります。
ブヨ・蚊の虫刺されとは?
蚊やブヨは、人の血を吸う際に皮膚へ唾液成分を注入します。私たちの体がその成分に反応することで、赤み・腫れ・かゆみなどの炎症が起こります。
蚊の場合は、刺された直後から数時間以内に小さく赤く腫れ、かゆみを感じるケースが多くみられます。
一方、ブヨは皮膚をかむように傷つけて吸血します。刺された瞬間には気づかないこともありますが、数時間後から翌日にかけて赤みや腫れが強くなり、強いかゆみや痛みが数日続く場合があります。
原因は?
原因は、蚊やブヨが吸血するときに体内へ入る唾液成分に対する免疫反応です。
症状の強さには個人差があり、同じ人でも刺された回数や場所、その日の体調などによって反応が変わることがあります。
また、強くかきむしることで皮膚に傷ができ、そこから細菌が入り「とびひ」や蜂窩織炎などの細菌感染につながることもあります。
虫刺されが起こりやすい人・場面
蚊は夕方から夜間に活動する種類が多く、屋外だけでなく室内でも刺されることがあります。
ブヨは、川沿い・渓流・山・キャンプ場など、水がきれいな自然の多い場所に生息することが多く、朝夕に活動が活発になります。
特に、
・アウトドアやキャンプをする方
・庭仕事や農作業をする方
・肌の露出が多い服装をしている方
・小さなお子さま
などは注意が必要です。
子どもは虫刺されに対する反応が強く出て、大きく腫れることもあります。
どのように診断する?
虫刺されには、通常、特別な血液検査などを行わないことが多く、医師が皮膚の状態や症状、刺された場所や時間帯などを確認して診断します。
「山や川へ行った翌日に腫れた」など、虫に刺された可能性のある状況がわかれば、受診時にお伝えください。
なお、広範囲に腫れている場合や、感染症など別の病気が疑われる場合には、必要に応じて追加の検査を行うことがあります。
虫刺されの治療方法
薬を使わない対処
刺されたことに気づいたら、まず患部を水と石けんでやさしく洗いましょう。
その後、保冷剤などをタオルで包んで患部を冷やすと、かゆみや腫れを和らげやすくなります。
重要なのは、できるだけかかないことです。かき壊すと炎症が悪化したり、細菌感染を起こしたりする原因になります。
薬による治療
症状に応じて、
・抗ヒスタミン成分を含む外用薬
・炎症を抑えるステロイド外用薬
・かゆみが強い場合は内服の抗ヒスタミン薬
などを使用することがあります。
薬の種類や強さは、年齢や症状、刺された部位によって異なります。特にお子さまの場合は、自己判断で強い薬を使用せず、医師や薬剤師へご相談ください。
虫刺されを防ぐには?
予防には、虫に刺されにくい服装と虫よけ対策が有効です。
屋外では長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を少なくしましょう。虫よけ剤も効果が期待できますが、使用方法や使用できる年齢を確認して使うことが大切です。
ご自宅では、網戸の破れを確認し、蚊が室内へ入らないようにすることも有効です。
キャンプや川遊びでは、特に朝夕の時間帯にブヨへの対策を意識しましょう。
こんな症状は医療機関へ
・腫れがどんどん広がる
・強い痛みや熱感がある
・膿が出ている
・発熱がある
・目の周りなどが大きく腫れた
・数日たっても症状が改善しない
このような場合は、医療機関への受診をおすすめします。
また、まれですが、虫刺されのあとに全身のじんましん、息苦しさ、のどの違和感、ふらつきなどが現れた場合は、重いアレルギー反応の可能性があります。速やかに救急要請を検討してください。
B-leafメディカル内科小児科クリニックでは、蚊やブヨをはじめとした虫刺されによる腫れ・かゆみについてご相談いただけます。
お子さまの症状については小児科専門医も診療いたします。「このくらいの腫れで受診してよいのかな?」と迷った場合も、お気軽にご予約・ご相談ください。
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