B-leafメディカル内科小児科クリニック

子どもの便秘|原因・治療と受診の目安

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子どもの便秘

子どもの便秘

2026/09/15

子どもの便秘とは

便秘は、便の回数が少ないだけでなく、硬い便、排便時の痛み、便を出し切れない状態などを含みます。毎日排便していても、少量の硬い便しか出ない場合は便秘の可能性があります。

排便時に痛い経験をすると、子どもは便を我慢するようになります。すると腸に便がたまり、さらに硬く太くなるという悪循環が起こります。便意を我慢するときに、足を交差させる、つま先立ちになる、体をこわばらせることもあります。

長く続くと、たまった便の隙間から軟らかい便が漏れ、下着が汚れることがあります。叱るのではなく、便秘による症状かもしれないと考えることが大切です。

 

原因・背景

食物繊維や水分の不足だけが原因とは限りません。離乳食の開始、トイレトレーニング、入園・入学、旅行、引っ越しなど、生活環境の変化をきっかけに便秘になることがあります。

園や学校のトイレを使いにくい、遊びを中断したくない、排便時に痛みがあるといった理由で我慢する場合もあります。まれに、腸や肛門の形態的な問題、甲状腺の病気、神経の病気、薬の影響などが背景にあります。

 

症状が出やすい子どもの特徴

離乳食を始めた乳児、トイレトレーニング中の幼児、集団生活を始めた子どもなどは、排便習慣が変化しやすい時期です。食事量が少ない、偏食がある、運動量が少ない子どもでも便が硬くなることがあります。

一方、母乳栄養の乳児では、排便間隔が空いていても、便が軟らかく、機嫌や哺乳が良好であれば正常範囲の場合があります。回数だけで判断せず、便の状態と全身の様子を確認しましょう。

 

必要に応じて行う検査

診察では、排便回数、便の硬さや大きさ、痛み、出血、食事、トイレ習慣、成長の経過などを確認します。おなかを触る診察や肛門周囲の観察を行うこともあります。

多くの場合、詳しい検査を行わずに診断を検討できます。症状や経過によっては、腹部エックス線検査、血液検査、超音波検査などを行い、便のたまり具合やほかの病気の可能性を確認します。乳児期の早い段階から強い便秘がある場合や、体重増加が不十分な場合は、より詳しい評価が必要です。

 

治療方法

生活習慣の工夫

  • 朝食後など、毎日同じ時間にトイレへ座ります
  • 足が床や踏み台に着く姿勢にします
  • 便が出なくても、短時間で切り上げます
  • 排便できたことだけでなく、座れたことも認めます
  • 年齢に応じて水分、野菜、果物、豆類などを取り入れます
  • 適度に体を動かします
  • 排便日と便の硬さを記録します

食物繊維を急に増やしすぎると、おなかの張りが強くなる場合があります。食事だけで改善しない便秘も多いため、保護者の努力不足と考える必要はありません。

 

必要に応じた薬物療法

便が大量にたまっている場合は、まず便を取り除く治療を検討します。その後、便を軟らかくする薬や排便を促す薬を、年齢や症状に応じて使用することがあります。

便秘治療は、痛みなく排便できる期間を保ち、我慢する習慣を減らすことが目的です。改善したように見えても、腸の状態が整うまで治療を続ける場合があります。薬の種類、量、終了時期は医師の診察のうえで判断します。

浣腸や市販薬を繰り返し自己判断で使用する前に、小児科へご相談ください。

 

家庭で様子を見てよい場合

排便間隔が少し空いていても、便が軟らかく、痛みや出血がなく、食欲、機嫌、睡眠に問題がない場合は、食事やトイレ習慣を整えながら様子を見られることがあります。

便が硬い、排便を怖がる、腹痛を繰り返す、下着が汚れる状態が続く場合は、早めの受診をおすすめします。長引くほど我慢の悪循環が定着しやすくなります。

 

すぐに受診すべきサイン

  • 強い腹痛が続き、体を丸めて苦しがる
  • おなかが著しく張っている
  • 緑色のものを吐く、嘔吐を繰り返す
  • 多量の血便や黒い便が出る
  • 発熱を伴い、ぐったりしている
  • 水分が取れず、尿が減っている
  • 乳児が哺乳できない
  • 生後早期から便秘が強い
  • 体重が増えない、または減っている

激しい腹痛、意識状態の変化、顔色不良がある場合は、夜間でも救急受診を検討してください。

 

日常生活での予防・工夫

便意を感じたときに我慢しなくてよい環境を整えましょう。園や学校でトイレへ行きにくい場合は、本人の気持ちを聞き、必要に応じて先生へ相談します。

排便を失敗しても叱らず、便秘が体の問題であることを伝えてください。便の回数、硬さ、痛みを記録して受診時に持参すると、診療に役立ちます。

つくば市のB-leafメディカル内科小児科クリニックには、小児科専門医が在籍しています。乳児の排便間隔、トイレトレーニング中の便秘、長引く腹痛や便漏れについてもご相談ください。

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B-leafメディカル内科小児科クリニック
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