気管支炎|つくば市|内科・小児科| B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニック

つくば市(つくば駅よりバスで15分)の内科・小児科 B-Leafメディカル内科リハビリテーションクリニック つくば駅より徒歩15分

診療時間|つくば市の内科B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニック

電話番号|つくば市の内科・小児科 B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニック

駐車場有|つくば市の内科・小児科 B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニック

ネット予約|つくば市の内科・小児科・リハビリテーションクリニック

クレジットカード
交通系マネー各種対応

気管支炎

気管支炎とは、下気道(気管、気管支)に炎症を起こす病気の総称です。

いわゆる“かぜ”が上気道(鼻、咽喉頭)に感染し、下気道に炎症が拡がる病気です。

数日から数週間で治癒する急性気管支炎と、3か月以上症状が続く慢性気管支炎に分けられます。

原因

気管支炎はさまざまな原因により生じますが、原因の多くはウイルスによる感染症です。

原因となるウイルスは、ライノウイルス・コロナウイルス・アデノウイルス・RSウイルス・インフルエンザウイルスなど、かぜの原因にもなるウイルスです。

また、細菌感染も急性気管支炎の原因となることがあり、マイコプラズマやクラミジア、インフルエンザ菌、肺炎球菌、百日咳菌などが挙げられます。

感染以外の原因としては、アレルギー喫煙・大気汚染・化学物質などが挙げられます。

症状

気管支炎の一般的な症状は、次のとおりです。

  • 鼻水
  • のどの痛み
  • 体のだるさ
  • 寒気

気管支炎では、いわゆるかぜの症状がみられます。

咳の絡まない乾いた咳が出始めたら、気管支炎の危険信号です。

咳は最も治りにくい症状で、治るまでに2~3週間以上かかることもあります。

これは、ウイルスが気管支内面の上皮細胞を傷つけてしまい、その修復に時間がかかるためです。

ウイルスが原因の気管支炎では、咳と一緒に白い粘液が出ることがよくあります。

この白い粘液は、しばしば緑色や黄色に変化しますが、この変化は炎症に関与した細胞によることがほとんどです。

細菌による気管支炎の場合は、痰の量が増え、ネバネバとした膿状の痰が出るのが特徴です。

咳が続く、痰がでるなど気になる症状がある場合はお近くの内科の受診をしてください。

B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックでは、つくば市内にお住いの方はもちろんつくば市以外の方の診察も行っております。

咳が長引く場合には、肺炎が疑われる場合もありますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

検査・診断

胸部X線検査・血液検査・喀痰(かくたん)の培養検査・胸部CT検査などを行います。

気管支炎では基本的にX線検査では明らかな異常がないのが特徴で、肺炎との鑑別に用いるイメージになります。

治療

気管支炎の治療は原因によって異なりますが、根本的な治療法がないこともあります。

主な治療法は以下のとおりです。

①ウイルス性の気管支炎

抗菌薬が無効であるため、解熱鎮痛薬・鎮咳薬などを用いて症状の緩和を図ります。

インフルエンザウイルスが原因の場合には、抗インフルエンザウイルス薬が使用されます。

②細菌感染による気管支炎

抗菌薬の効果が期待できるため、細菌に合わせた抗菌薬を使用します。

③アレルギー性の気管支炎

アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を除去することが治療となります。

喘息に用いるステロイド吸入薬が用いられます。

④びまん性汎細気管支炎

マクロライド系抗菌薬を少量で数年間内服します。

⑤喫煙・大気汚染・化学物質が原因となる気管支炎

症状緩和を図ること、原因の除去が治療の中心となります。

⑥閉塞性換気障害を伴う慢性気管支炎・細気管支炎

息切れなどの症状緩和を目的として吸入用気管支拡張薬を併用します。

予防

感染症による気管支炎の予防のためには、日頃からの手洗い・うがい・マスクの着用が有用です。

バランスのよい食事や適度な運動、睡眠を取り、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

症状の悪化の予防としては栄養状態の改善やインフルエンザワクチン肺炎球菌ワクチンの予防接種が知られています。

リハビリテーション

肺の機能や呼吸筋を最大限に使い、上下肢の筋力を訓練するなど呼吸困難を改善するためのリハビリが重要です。

長い経過の中で息切れ→活動性の低下→筋力の低下が起こってきます。

じっとしているため食欲が低下し、体重減少と筋萎縮が促進されるので、労作時の呼吸困難に拍車がかかり、悪循環に陥るため呼吸リハビリテーションが必要です。

呼吸訓練

①口すぼめ呼吸

口をすぼめて息を吐き出すと、気道の内圧が高まり、細くなった気管支が広げられ肺に貯まっていた空気が外に出やすくなります。

鼻から「1,2」とリズムをとって息を吸います。

続いて口をすぼめて「1,2,3,4」と吸う時間の2倍の時間をかけて息をゆっくり吐き出します。

②腹式呼吸

横隔膜を上下に動かして行う呼吸法です。

肺の奥まで空気がゆっくり入り、貯まった肺の空気が押し出されます。

仰向けになって、軽く両膝を立てて手を胸とお腹に置きます。

お腹を膨らませながら鼻から息を吸い込みます。

お腹が膨らむのを感じます。

つづいてお腹をへこませながら①の「口すぼめ呼吸」のように口をすぼめてゆっくり空気を吐き出します。

①,②の訓練は10〜15分かけて1日2〜3回行いましょう。

排痰訓練

気道に痰が貯まっていると肺の奥まで空気が入りませんので「排痰(痰を吐き出すこと)」は重要なことです。

まず、水分補給し喉の乾燥を減らすと痰が出やすくなります。

続いていつも使用している吸入剤(気管支拡張剤)を痰が出やすい時間に吸入しましょう。

その後に胸部や背部に振動を与えて痰を出します。

市販のマッサージ器バイブレーターで胸背部を振動させるか手のひらをお椀型に前胸部をポンポンと叩きます。

終わったら息をゆっくり吸って「ハーッ」と早く強く吐き出します。

呼吸体操・運動療法

上記の口すぼめ呼吸と腹式呼吸を取り入れながら行い、胸の動きをよくするとともに硬くなった首や肩の筋肉を柔らかくします。

①首と肩のリラクゼーション

肩をすぼめてストンと落とします。

頭を左右に回します。

両手の指先を肩につけ肘を外に向けます。

その状態で肩をほぐすようにゆっくりと腕を回します。

②胸郭(肋骨に囲まれた胸のこと)のリラクゼーション

両腕を水平にあげて左右に回します。

終えたら両手を片側の胸に添え軽く息を吸った後、ゆっくり息を吐きながら押さえた胸の反対側に体を反らせます。

同じように反対側も行いましょう。

③上半身の運動

椅子に腰掛けて、両手に重りやペットボトル500g〜1000gを持ち腕を前へ、頭の方へ、横に、と各5〜10回休憩を入れながら行います。

④下半身の運動

椅子に腰掛けて息を吸い、口すぼめ呼吸と同様に立ち上がりましょう。

5〜10回繰り返します。足首に重りを巻いて椅子に座り、膝を水平まで口すぼめ呼吸を入れながら曲げ伸ばします。

⑤腹筋の運動

仰向けになり頭を浮かせます。

頭をゆっくり戻す時にも口すぼめ呼吸を忘れずにします。

つくば市の内科 B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックでは、医師をはじめスタッフ全員のチームプレーで、みなさまの健康をお守りいたします。

ちょっとした身体の不調や、受診してよいか悩むような場合でもつくば市の内科、B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックにお気軽にご相談ください。

>> 医院紹介はこちら

参考情報

この記事の監修者

小野間先生写真

小野間 優介(おのま ゆうすけ)

B-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニック 院長

  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医取得
  • 日本医師会認定産業医
  • 茨城県難病指定医
  • 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)

--プロフィール--
2022年7月に茨城県つくば市にB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックを開業し、
『お身体の不調で困った時にとりあえず相談できるクリニック』
『生活期に改善を目指したリハビリを行えるクリニック』
『Web問診・オンライン予約・オンライン診療などを取り入れ、高齢者だけでなく働く世代もアクセスしやすいクリニック』
この3つの特徴で、皆様の健康を守り、『夢あふれる未来』を創り上げるお手伝いをしていきます。

関連リンク

症状から探す
物忘れ
頭痛
めまい
力がはいらない
ふるえ
しびれ
かぜ
鼻水
吐き気・嘔吐
病名から探す
高血圧
脂質異常症
糖尿病
認知症
脳血管障害(脳卒中)
一過性脳虚血発作(TIA)
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血
パーキンソン病
てんかん
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
帯状疱疹
帯状疱疹ワクチン
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
新型コロナウイルス感染症の後遺症
気管支炎
気管支喘息
不整脈
過敏性腸症候群(IBS)
膀胱炎
胃潰瘍
胃腸炎
甲状腺機能亢進症
インフルエンザ
咽頭痛
子宮頸がん
子宮頸がんワクチン
変形性股関節症
変形性膝関節症
手根管症候群
ばね指
頸椎症
RSウイルス感染症
溶連菌感染症
ヘルパンギーナ
手足口病
水ぼうそう
咽頭結膜炎(プール熱)
アデノウイルス感染症
自律神経失調症

つくば市つくば駅より徒歩15分のB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックのよくある質問のご案内です

つくば市つくば駅より徒歩15分のB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックより医療従事者の皆様へ

つくば市つくば駅より徒歩15分のB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックでは各種健康診断を行っております

つくば市つくば駅より徒歩15分のB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックで実施中の予防接種や各種検査、文書作成などの料金をご案内しております

つくば市つくば駅より徒歩15分のB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックで扱っている症状
かぜ
鼻水
吐き気・嘔吐
物忘れ
頭痛
腹痛
胸やけ
便秘
下痢
体重減少
めまい
力がはいらない
ふるえ
しびれ
つくば市つくば駅より徒歩15分のB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニックで扱っている病名
高血圧
脂質異常症
糖尿病
認知症
脳血管障害(脳卒中)
一過性脳虚血発作(TIA)
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血
パーキンソン病
てんかん
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
帯状疱疹
帯状疱疹ワクチン
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
新型コロナウイルス感染症の後遺症
気管支炎
気管支喘息
不整脈
過敏性腸症候群(IBS)
膀胱炎
胃潰瘍
胃腸炎
甲状腺機能亢進症
インフルエンザ
咽頭痛
子宮頸がん
子宮頸がんワクチン
変形性股関節症
変形性膝関節症
手根管症候群
ばね指
頸椎症
RSウイルス感染症
溶連菌感染症
ヘルパンギーナ
手足口病
水ぼうそう
咽頭結膜炎(プール熱)
アデノウイルス感染症
自律神経失調症

ページトップへ|つくば市の内科・小児科・リハビリテーションクリニック